今回は、ジャパニーズホラー「呪怨」のハリウッド版4作目「ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷(原題:The Grudge (2020))」を紹介します。4作目と言っても新たにリブートされたので、1作目のリメイクのような位置付けになっています。
2020年はNetflixで「呪怨」のTVシリーズも配信されましたが、これがめちゃくちゃ面白かったので注目されていますよね。そんな呪怨が、ハリウッドの方はどうなっているのでしょうか……?
■作品概要
作品:The Grudge (2020)
製作:2020/アメリカ
上映時間:94分
■あらすじ
夫を亡くしたシングルマザーのマルドーン刑事は、息子のバークと新天地に移り住んだ。変死体が発見され現場に向かったマルドーンはベテラン刑事グッドマンと合流するが、遺体の身元が"ある家"に通っていた女性と判明し、グッドマンは口を閉ざす。その後、捜査のためにその家を訪れたマルドーンは、足を踏み入れたことを一生後悔することになる……。
■予告編
■ネタバレなし感想
ジャパニーズホラー好きの方もそうでない方もご存知の「呪怨」シリーズ。日本ではビデオ版含めると8作品も制作されていて、貞子と戦ったり、TVシリーズになったりと一大コンテンツになっています。ハリウッド版は1作目が2004年に公開されたのですが、今回でもう4作目。しかもリブート1作目なので、今後も続くのかもしれません。
さて、肝心の内容ですが、もう完全にいつものやつです。ネタバレありなしとかではなく、呪怨ファンの方なら、おそらく最初から最後まで全部想像通りの内容です。
いくつかの家族の話で構成されているのですが、呪怨らしく時系列がミックスされていて、最後まで観ると繋がるストーリーになっています。僕は呪怨ファンなので観ましたが、ファンじゃない限り観る必要はない映画、って思ってしまいました。なんならもう内容を忘れてしまったので、内容に全然触れない感想で申し訳ないです……。
あ、見どころとしては、ジョン・チョーが出てます。しかもシャワーシーンに登場していまして、本作のポスターにもなっているあの有名な場面に出ています。もう一人、なんとリン・シェイも出ています。ホラー映画には欠かせない存在ですよね。結構マイナーな作品にもよく出ているので、すごいなぁ。
■Amazonで配信中!
・日本の呪怨はこちら!
・ギャグ映画?と侮ってはいけません!良作です!
■ネタバレあり感想
↓ここからネタバレありなので注意です!!!
ネタバレありと書きましたが、正直あまり印象に残っていなくて、なんでわざわざリブートしたんだろう、という疑問が鑑賞中ずっと頭から消えませんでした(笑)。
一応ストーリーに触れると、
①2004年、日本であの家に入ってしまったランダーズ家の奥さんがアメリカから伽椰子と一緒に帰国して一家が酷い目に遭う②同じ頃にランダーズ家と関わってしまったスペンサー家に悲劇が起こる(ここでジョン・チョーが出てくる)③2005年、ランダーズ家に越してきた老夫婦が大変な目に遭う(ここでリン・シェイが出てくる)④マルドーン刑事が家に入る
という感じになっています。最後はマルドーンが呪いの家を焼き払って一件落着かと思いきや、やっぱりダメだったという結末になっていました。そもそもの話、呪いの家の存在を知っていたベテラン刑事がいるのですが、マルドーンに入っちゃダメだってもっと強めに言ってくれよ!という気持ちでいっぱいでした(笑)。
■関連作品
・呪怨のような嫌な空気感がずっと続く作品
・人気作品のリブートと言えばこちらも注目