今回は、2021年4月9日に日本公開されたホラーコメディー「ザ・スイッチ（原題：Freaky）」を紹介します。殺人鬼と女子高生の中身が入れ替わるというありそうでなかったストーリーで最初から最後まで笑って見れますが、意外と残酷なゴア描写も満載です。先に言っちゃいますが、この映画、めちゃくちゃ面白いです。
■作品概要
作品：Freaky
製作：2020／アメリカ
上映時間：102分
https://www.imdb.com/title/tt10919380/
■あらすじ
平凡な女子高生のミリーは意地悪な同級生にバカにされる日々だが、2人の親友とそれなりに楽しく過ごしていた。ある夜、ミリーは地元で話題になっていた連続殺人鬼と遭遇。怪しげなナイフで肩を刺されると、なんと魂が入れ替わってしまった。しかも、24時間以内に戻らないと、一生この姿のままらしい。女子高生の身体を手に入れた殺人鬼は、ラッキーと言わんばかりに学校で殺人を繰り返し、中年男性の姿になったミリーは殺人を阻止して自分の身体を取り戻そうと奮闘する。
■予告編
■ネタバレなし感想
最初に書きましたが、僕はこの映画大好きです。爆笑しながら見ました（笑）。というのも、本作の監督クリストファー・B・ランドンはホラーコメディを作らせたら間違いない方で、日本でも話題になった「ハッピー・デス・デイ」シリーズや「ゾンビワールドへようこそ」を手掛けているのです。
本作はアメリカで2020年11月13日（金）に公開され、物語も「13日の金曜日」に起こる出来事として描かれています。しかもこれ「スクリーム」じゃん！というホラーオマージュ（パロディ？）もあって、ホラーファンは非常に楽しむことができます。
でも一つだけ注意なのが、笑って見れるホラーコメディとは言えしっかり残酷な描写があって、身体が真っ二つに切断されたり、口にワインボトル突っ込まれたりするので、日本ではR15+指定で公開となります。
なんだか長々と書いてしまいましたが、物語は至ってシンプルで、24時間以内に入れ替わった身体を元に戻すためにミリーが奮闘するという話です。ただ、ミリーが中年男性の姿になるのでそれが面白かったり、親友2人に正体を明かして一緒に戦うという友情だったり、ずっと好きだった男の子との淡い恋愛だったりと、学園モノならではの青春要素もしっかり入っていて、バランスがよかったです。
今回ネタバレは書きませんが、ネタバレしちゃいけないような驚く展開がないというのが本音で、入れ替わりがテーマの映画ってたくさんあるのでみなさんも大体予想がつきますよね（笑）。それでも面白いのでこの映画大好きです。
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