今回は、2021年11月5日に日本で公開されたジャネール・モネイ主演のスリラー映画「アンテベラム(原題:Antebellum)」を紹介します。日本ではあまり話題にならなかったような印象ですが、とても好きな映画です。ただ、個人的にはネタバレがない方が楽しめる(そして驚きを味わえる)と思うので、今回はネタバレなしの感想とします。
■作品概要
作品:Antebellum
製作:2020/アメリカ
上映時間:106分
■ネタバレなし感想
今回は先に感想を書きます。とにかくこの映画、下手に書いたらネタバレになってしまうので、どうあらすじを書いたらいいのか難しいんです。なんなら個人的には予告編すら見ないでいただきたいくらいなのです!
中盤でネタが明かされるのですが、まじか……と震えました。正直、このネタ自体は他の映画でも使われてるヤツなんですけど、設定やストーリーとしては今だからこそ、2020年に見るからこそ震える、という感じがしました。もう何の説明にもなっていないような作品紹介なのですが(汗)。
また、見どころとしてはジャネール・モネイの熱演もとてもよかったです。もともと歌手として好きなんですよね。役者としてもいろいろな作品に出演されていて、多才な方って何でもできちゃうんだな、と思います。
「Get Out」や「Us」のプロデューサーが絡んでいることもあって宣伝もしやすいと思うので、無事に日本公開が決まってよかったです。アメリカの配信からは1年くらい経っているので、やっと!という気持ちです。
最後に、あらすじと言いますか、予告編から分かる最低限の情報のみ記載して終わりたいと思います。今回は予告編のリンクも控えることにします!
■あらすじ
作家として成功しているベロニカは、黒人女性の権利についても講演会を行い、多くの人の支持を集めている。ベロニカは気づくと、黒人が奴隷として扱われている19世紀のアメリカ南部にいた。白人が支配し、黒人が不当に扱われる時代。これは夢なのか、現実なのか。果たしてベロニカはこの悪夢から抜け出すことができるのか……。
■Amazonで配信中!
■Amazonで見れる作品はこちら!
・本作のプロデューサーが手がけた作品
・ゲット・アウトは見放題で!
■関連作品
・黒人に対する人種差別がテーマの映画
・突然主人公が見知らぬ土地で理不尽な目に遭う映画